2018-02-26

『バーレスク』主人公はJUMPヒーロー(ネタバレなし)

burlesque

どうも、こんにちは。McFly ( @HI-ENDBLOG ) です。
本日はU-NEXTの見放題作品「バーレスク」鑑賞後のレビューです。私、いま、歌いたい!

評価

満足度 ★6 (星10段階評価)
:U-NEXT鑑賞

あっさり感想

・可愛いセクシー大好き(ドリカム風に)
・友情・努力・勝利!主人公がジャンプヒーロー
・100円バーレスクとか最高やないか

ガッツリ批評

自らの歌唱力と魅力に圧倒的自信を抱きながら田舎町のバーで働くアリ。
アイオワ州は私には小さ過ぎると、LA行きの片道切符を手に故郷を後にした彼女がたまたま訪れたバーラウンジ「バーレスク」でのセクシーでダイナミックなショーに心奪われ、これこそが私のステージと超絶怒涛の売り込みが始まる。

『LAのステージクイーンに私はなるっ!!』

真っ直ぐに己の道を突き進み、夢に向かって猪突猛進。
来店初日に感動し、勝手に働き始めて、大暴れ。
オーナーの意見もねじ伏せて、堂々と自分の意見を貫き通す。
すべての破天荒な行動が「サクセス」に繋がっていく姿はまるで海賊王を目指す”ジャンプヒーロー”とリンクし続けた。

「ミュージカル映画」という勝手な思い込みで敬遠していた作品だったが、ここでの音楽の演出は、ドラマで展開される登場人物たちの「心情が」バーレスクのステージショーに「リンクしていく」という挿入歌的な意味合いが強い。僕はこういう予習・復習を丹念にトレースする構造を「公文式」と呼ぶ。

歌唱力に演技力を付加しつつ展開される基本的なミュージカル構造とは異なり、そもそも歌に込められた想いを圧倒的な歌唱力で立体的に表現するといったヴォーカリストとしての技量を要する構造にクリスティーナアギレラが起用された意味合いも納得出来る。「歌の起爆力」が絶対に不可欠なピンチをチャンスに変えるという”あの展開”は役者の歌唱力では難しいシーンだったように思えるし、有無を言わさない説得力があった。
ジャンプヒーローに例えるならば「覇気を感じた」といったところ。

何より『バーレスク』自体の繊細なデザインや演出の素晴らしさがこの映画でファンの心を掴んだ要因だろう。大胆なのに清潔かつ甘美で情熱的、女性としての外見的魅力を汚れなくポジティブに発散する姿が心を掴んむ事も理解できる。

終盤の逆転劇に関してはもう少しシーンを割いて欲しかった思いもありつつ、海賊王を目指した少女が海賊王になるまでを見届けた思い。

ところで最近日本でもバーレスクショーが存在しているらしい。
試しにWEBサイトをチェックしてみたところタモリ倶楽部のオープニングを始めてみた時のようないけない思いに狩られた。入場料が時間制限付きで約7,000円。あ、あれ。。映画のバーレスクは20ドルで入場出来てたのに。。と早々とサイトを後にした。僕のバーレスク観覧デビューは訪れる事はなさそうです。そんな意味でも夢見させてくれる映画でした。

追記)アラン・カミングがずっと滝藤賢一に見えていたのは僕だけだろうか。。

こんな人にオススメ

・100円レンタルでバーレスク気分を味わいたい方
・クールな女性に惹かれる女性
・クリスティーナアギレラのファンで見てない人とかいるのかこれ

作品詳細

映画「バーレスク」U-NEXT観覧サイト
Filmarks映画「バーレスク」リンク
2018年2月16日上映(2010年製作) / 製作国:アメリカ / 上映時間:120分 / ジャンル:ドラマ・ミュージカル

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