2018-02-28

【金沢】金沢21世紀美術館へ行ってきました

どうも、こんにちは。McFly ( @HI-ENDBLOG ) です。
今日は奥さんと金沢旅行へ行ったお話。
目的地の1つでもあった「金沢21世紀美術館」へ行ったお話を写真と共に振り返りたいと思います。

金沢21世紀美術館

002_012018年で開館14年目を迎える石川県金沢市を代表する美術館。
建築家ユニットSANAAによる美術館自体がまるで現代美術作品のような出で立ちで凛と構え、アート作品がドドーンとお出迎え。

002_02館内や、建物を囲む庭には常設の現代アートが驚くほど自然と設置されていました。
アートに対しての距離感の近さが素晴らしい。。。
小さな子供たちがケラケラ笑いながら作品で遊んでいるのを見てとても良い環境だなと、しみじみ。

002_03

で、今回の僕たちの目的はこちら。
温泉じゃないですよ。プールです。
アルゼンチン出身の現代アーティスト「レアンドロ・エルリッヒ」作「スイミング・プール」
奥さんが大好きなアニメ「Free!」第2期、ご存知「Eternal Summer」エンディングでの(ご存知じゃねぇーなぁー:カミナリ風に)ワンシーンの舞台と言われるこちらの作品。
見下ろして、見上げられる不思議なプール。

002_04下から見上げる。不思議。
僕にはね、見えましたよ。怜ちゃんが。

ジャネット・カーディフ&ジョージ・ビュレス・ミラー

003_01館内で期間限定の企画も随時展開。
この日開催されていたのがこちらの企画。
これ、本当にこの日この企画が開催されているタイミングで訪れて心底よかったと思えた素晴らしい企画展でした。

003_02結論から書くと、ここまでアートの世界に身体ごと没入できた事は初めての経験で大満足以上の企画展でした。
1部屋に1つの作品が展示され、ある作品は演劇的でドラマチック、ある作品は悲観的でセンシティブ。
現実的な次元から0.5次元ほど逸脱したかのような奇妙な世界観。

「音」や「光」「振動」が揺らぎながら重なり、静的に時に動的にまずは視覚、そして聴覚、触覚と細やかに五感を揺さぶりつつ徐々に身体全てを包み込むかのように表現の時間の中に観る者を包み込んでいきます。
観覧した作品のいくつかはYouTubeにも掲載されていたので、是非チェックを。

“Opera for a Small Room”(2005)

“The Kicking Machine”(2007)

“The Carnie”(2010)

マシーンに対する「死」や、その対極に「蘇生」や「生」を感じたり、そこに描かれていない「人物」が思い浮かんだりと、体験する事で観覧者の思考の中で完成する芸術という「1」に収まらないインスタレーションにとても感動しました。アプローチが奇妙で奇想天外。

こちらの企画展は3/11(日)まで開催されているという事で、まだ間に合う。
金沢に訪れた際には是非足を運んでいただきたい企画展という事で、ご紹介させて頂きました。

ちなみに今回、金沢21世紀美術館に展示の作品8点は日本初公開のインスタレーションという事で非常に貴重な展示となっています。

金沢21世紀美術館 | ジャネット・カーディフ&ジョージ・ビュレス・ミラー インフォメーションHP

カフェレストラン”Fusion21”

アートをたっぷり満喫したらお腹がペッコリ。
館内に店舗を構える”Fusion21”でランチを楽しみました。
「美術館で第2の感動」をコンセプトにされているという事で、金沢ならではの加賀野菜を始め季節の旬も楽しめるレストラン。
下調べなしで訪れていたのでとてもワクワク。

004_02こちらはクリームソースがたっぷり詰まったブリオッシュプレート。
チーズがまったりトローリ。

004_01冬の金沢といえば、蟹。
という事で、こちらのカニパスタは軽くフリットした香ばしい蟹と加賀野菜の香りがマッチした大人の味わい。

アート鑑賞後に味覚も大満足。観覧の際はこちらにも是非お立ち寄りを。

おまけ

というわけで、「Free!の聖地に行きたい!」というたった1つの目的で訪れた金沢21世紀美術館でしたが、驚きの感動のアートが盛り沢山で実は夜にも再度訪れました。(金曜・土曜はなんと夜22:00まで開館されているんです。)

撮影OKな作品が少ないが故に普段スマホに向けがちなお目々でしっかりとアートを焼き付ける体験もなかなかいいものですよ。

002_05

こちらは撮影OKだった「風の谷のナウシカ」メーヴェをモデルとした1人乗りジェットグライダー。

002_06

ヤノベケンジ作「ミッキーマスク」

アートと生活が身近に密接している金沢っていいな。
深呼吸するように意識しながらアートに触れる事って心が満たされます。

005_01というわけで、金沢の素晴らしさを満喫した21世紀美術館編でした。
また行きたい!

金沢21世紀美術館 公式ホームページ

タグ:
関連記事

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です