【今月の絵本】ひっひっひくしょーん
毎月絵本。
育児において親も子どもと一緒に楽しめる遊びって意外と多い。
親もいつかの子ども。
絵本もその1つ。
まさに無限の選択肢の中からの1冊を選び出す難儀な作業。
ではあるものの、既にここから「宝探し」的な楽しさがはじまっている。
実際買ってお家で我が子に読み聞かせする時に
ゲラゲラ笑ってくれたり、いいリアクションで返してくれたりすると
それがあたかも己の成果のような(実際は絵本作者の成果)気分になり親としての承認欲求も満ちに満たされるのである。
読んでいる時の子どもの反応を見ていると
「こんなリアクションするのか」という我が子の
知らない一面が垣間見えることも多々あり、
絵本の魅力というか子ども側にも親側にも与えるもの魔法の力が宿っている。
そんなわけで「絵本」は育児に欠かせないという事で、
我が家では「毎月絵本を買う」というよりかは
「絵本を買わない月が無い」ような暗黙の取り決めの元、
本棚には毎月ワクワクがストックされている。
今月の絵本
書籍名 ひっひっひくしょーん
著者 たあ先生
イラスト ちゅうがんじ たかむ
出版社 KADOKAWA,2020KADOKAWA
いたずら好きのくしゃ虫くんが、ウサギさんや、ワニさんなどのお鼻にぴったりとくっついて、大きなくしゃみをさせるお話。
我が子は今2歳3ヶ月ってことで、
お母さんと本屋に出かけた時に試し読みの本を手にとって
大興奮してしまったそうで購入のきかっけに。
絵本の展開的には、
1)くしゃ虫くんが鼻にとまる
2)くしゃみが出そう…ひっひっ
3)ひくしょーん!!
のシンプルなページ展開。
このシンプルな3段オチがあまりに見事で、
僕みたいなボケの弱い親でも子どもの笑いが軽々と取れた。
この「ひっひっ」というくしゃみ前の挙動。
2歳わずかにしてこの感覚が「あっ、くしゃみ出る前のやつ!!」
という感覚が備わってるらしく、
「ひくしょーん!」のページをめくる瞬間に大慌ての大興奮。
絵本の大トリを飾る「ゴリラさんのひくしょーん」には
ちょっとした「ひねり」があるんだけど、
我が子はゴリラさんがくしゃみする前に期待と想像力が限界突破。
絵本の前から思わず逃走。笑
ゴリラさんの「ひくしょーん」を見届けるというお楽しみを残しつつ
楽しい1冊に出会うことが出来ました。
背表紙にはマスクのどうぶつさんたち
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