【パパが振り返るマタニティ】第3章:妊娠3ヶ月目にやった事・決めた事
-前回までのあらすじ-
妊娠2ヶ月目が一瞬で過ぎ去った!
「たまごクラブ」のおかげで見えた出産までのスケジュール!小さな命をしっかりと育んで行くぞ!!
こんな感じでまとめてます➡️
妊娠3ヶ月目
早々にピューンと過ぎ去った妊娠2ヶ月目。
妊娠3ヶ月目の奥さんは本格的な「つわり」シーズンの到来でぐぅーったり。
ちなみに「つわり」って「悪阻」って漢字だと初めて知る。そんなわざわざしんどそうな漢字に付けんでも。
「滑舌」って言葉もわざわざ滑舌試してくるよな言葉で腹立つけど、「悪阻」は漢字がもう、別に悪い事してないのにしんどい思いに拍車かけてくるこの感じ。
といわけで、奥さんの妊娠3ヶ月目は日々「つわり」「つわり」「つわり」との戦い。
-3ヶ月目にやった事・決めた事-
その1.アドバイスや情報を取捨選択する
つわりが酷くなると食欲が出ない。でもお腹の中の赤ちゃんのために「栄養はたくさん摂らないといけない」。世の中の妊婦さんのまず最初の矛盾関門。
「どー食べろっちゅーねん問題」
診療いただく病院の指導方針によってこの妊娠初期の食に関する問題へのアドバイスは様々。
「バランスの良い食事を」とする方針もあれば、まだ胎児が小さいので母体の栄養を摂って成長が可能なので「食べられる時に食べられる物を」とアドバイスされる先生もいるようで。
即決。
とにかく我が家では「自分らしく」いられる選択肢を「取り入れる」という手法を採用してみた。
初めての事で何が何だかわからない状況や症状に日々悩まされながら、その症状の原因に明確な理由が掴めないまま、混乱や不安に陥るのは当然かと。
こうしたネガティブな思考で心が沈まれる方も多いはず。ただ自分自身を見失うとどんどんと不安の闇に足を踏み入れる事にもなりかねない。
母体に宿った小さな命までへその緒を通じて不安に駆られないように、まずは「自分らしさ」を保てる事を最優先に。「自分らしく」いられる事が「赤ちゃんを健康的に育む事」に繋がると信じて、世の中に溢れる情報や、多過ぎるほどのアドバイスを思い切って自分なりに取捨選択してみる事。
便利な時代になったけれど多過ぎる情報量も負担になるようであれば、混乱しない事が最優先。
と言うわけで、あれが良いらしい。これが良いらしい。と言う「らしい情報」を伝えることは避けて、奥さんの
と言う涙のリクエストに思いを込めてミッドナイトDJしたりしてサポートする事を優先してみたりした。
その2.諦めの価値観を夫婦で持つ事
この頃、お義父さんより頂いたマタニティバイブル「はじめての妊娠と出産」(西東社より出版)によると、お腹の中では目や鼻、耳などの重要機関がどんどんと作り上げられている段階らしい。そりゃそんな大事なことになってるなら身体も混乱するよなぁ。。。既に母の偉大さを実感してしまう。
胎教CD付き はじめての妊娠と出産 | ||||
|
9週目、3度目の定期検診のエコー写真には赤ちゃんの小さな小さな手と足が写っていた。
辛さに耐えながらお腹の中の子が一生懸命に少しずつ成長して行く事を知る事が体調の辛さを乗り越える活力に変換される。
と言うわけで、妊娠3ヶ月目の我が家では改めて新ルールが誕生。
「出来ない事を “出来ていない” と感じるのではなく、”出来る訳が無い” という諦めの価値観を時に互いに持つ事。」
お腹の中ではヒトを形成する重要機関が恐ろしく早いスピードで形成されている最中、別に他の事に注力を注ぐことは無かろうと、割り切りのモチベーション。
一つ屋根の下に暮らし始めてから互いに家事の線引きをせずに暮らしてきた価値観がここで役に立つとは。
その3.母子手帳や助成制度の申請を
いつもらいに行けばいいんだろうと思っていた母子手帳。
病院の方で2回目の検診後に先生から「母子手帳をもらいに行ってくださいね」と指示を頂いたので、つわりが比較的軽かった平日、奥さんが自治体指定の窓口で「母子健康手帳」と「妊婦健康診査費助成制度」の申請に行ってくれた。
窓口では驚くほどに迅速で丁寧に対応してくれたという事で、この2点に加えて「子育てリーフレット」や「副読本」「サポート食」など色々な資料やサンプルも頂いた。
母子手帳を手にするとまた一つ実感が。
思えばこの「実感」を1つ1つ手にしながら「なんとなく不思議な感覚」を共有する事も3ヶ月目の経験だった。
小さな命が目の前にいるんだなというぼんやりとした感覚を大きく膨らませていく作業がこんな自治体の申請作業にも隠れていたりする。
改めて生命の神秘に感動し、この頃我が家のミゼ君も「生まれて来てくれてありがとう」と改めていつも以上に愛でられる日々が続いた。
【妊娠3ヶ月目の7RULES】
妊娠3ヶ月目に我が家で取り組んだ内容をセブンルール的に総まとめでご紹介。
RULE:1. アドバイスや情報を取捨選択する
RULE:2. 諦めの価値観を夫婦で持つ
RULE:3. 母子手帳・妊婦健康診査費助成制度の申請へ行く
RULE:4. ネットショップを最大活用
*つわりの状況で中々出かけられない事もあるので、ネットショップを利用して時間を節約。
休みたいタイミングにとにかく休めるように行動範囲を再検討。
RULE:5. 朝にフルーツを食べる
*つわり期、奥さんの症状は朝フルーツを食べたくなるという症状。
食べれるもんは食べれるうちに食べとこ!という事で、この時期は毎朝なんらかの果物を食べていた奥さん。その後、マクドのポテトが食べたくて仕方がないガルルルという時期も経由したりもした。
RULE:6. 小さなご褒美を用意する
*前回紹介した夫婦手帳に奥さんの「食べたいもの」「欲しいもの」などを書く欄を設ける(設けられていた)。
検診の日に問題なければ焼肉に行ったりするなどプチご褒美を設定。実は奥さんだけじゃなく僕も楽しみにしていたり。
月末に満開になった桜はとにかく綺麗だった。
RULE:7. マタニティ服計画を作る
*洋服が大好きな奥さんは、今後の体型変化を想定してマタニティファッションの必要アイテムの選定計画を作成。
どの時期にどんな服がどれくらい必要になるかなど。
この辺りはさすがに僕ではイメージできない部分だったので、今後の家計のやりくりを考えるにあたって凄く助かった部分。
どの時期にどれくらいのお金がかかってくるのかという想定も早めにできるタイミングで考えておく事もやりくりの上ではとても大切。
妊娠3ヶ月の時期を振り返り
というわけで、3ヶ月目は「つわり」と「工夫」の連続。
たぶんこの時期、固めた価値観や今後の計画イメージなんかがこの先のマタニティライフを比較的リラックスして過ごす事が出来たポイントだったのかなと振り返って思ったりもする。マタニティバイブルブックなども参考に赤ちゃんの成長スケジュールも眺めながら、「マジでお腹の中でこんな感じなんかな?」ととにかく不思議な感覚に包まれっぱなしの期間。
パパの方は特に見た情報でしか実感を得られないので、母子手帳をもらったり、エコー写真を見せてもらったりしながら、小さな実感を集めて行く事に幸せを感じたりした。
奥さんのつわりの症状に合わせて合気道的に。
つわりが軽いタイミングを見計らってお出かけをしたりして運動量も確保したりしながら過ごした3ヶ月目。
攻めすぎない事、守りすぎない事、価値観を合わせて二人三脚に、我が家の場合は猫のミゼ君がメンタルサポート。
なんだかチームらしくなってきたぞ。
コメントを残す